ペイントコラム
タテイルフロンとは?水性2液フッ素ハイブリッド形無機塗料の特徴
塗料も進化している
タテイルフロンとは?水性2液フッ素ハイブリッド形無機塗料の特徴
外壁や屋根の塗り替えを検討する際、「できるだけ長く建物を守れる塗料を選びたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、プレマテックスの「タテイルフロン」について、その特徴を分かりやすくご紹介します。
タテイルフロンとは?
タテイルフロンは、プレマテックスが開発した水性2液フッ素ハイブリッド形無機塗料です。
外壁だけでなく屋根にも使用でき、メーカーでは期待耐用年数25年の塗料として紹介されています。
「無機」と「有機」のハイブリッド技術を採用していることが大きな特徴の一つです。
フッ素と無機を組み合わせたハイブリッド塗料
塗料には、シリコンやフッ素など、さまざまな樹脂を使用した製品があります。
タテイルフロンは、フッ素の特性と無機・有機のハイブリッド技術を組み合わせることで、高い耐候性と塗膜の柔軟性を両立することを目指した塗料です。
プレマテックスによると、紫外線劣化に強いオルガノポリシロキサンを成分として使用し、超耐候性を実現しています。
タテイルフロンの主な特徴
1.高い耐候性
住宅の外壁や屋根は、日々紫外線や雨、風などにさらされています。
タテイルフロンは、こうした屋外環境に対する耐候性を重視した塗料です。
メーカーの超促進耐候性試験では、光沢保持率80%以上を長期間維持するとされています。
2.水性タイプ
タテイルフロンは水性タイプです。
プレマテックスでは、水性タイプであることから臭いが少なく、環境負荷の軽減にもつながるとしています。
3.柔軟性
無機塗料というと「硬い塗膜」というイメージを持たれる方もいるかもしれません。
タテイルフロンは、無機と有機のハイブリッド技術によって柔軟性を向上させていることも特徴です。
4.汚れにくさ
タテイルフロンは親水性の塗膜を形成し、雨水によって汚れを洗い流す「ハイドロクリーニング効果」を特徴としています。
そのため、外壁の美観を長く維持したい場合にも検討しやすい塗料といえます。
5.防藻・防カビ性
藻やカビは、建物の美観を損なう原因の一つです。
タテイルフロンには防藻・防カビ性も備えられており、建物の美観維持をサポートします。
「高い塗料=どんな建物にも最適」ではありません
ここは塗料選びで大切なポイントです。
どれだけ高性能な塗料であっても、建物の状態や既存塗膜、外壁材、屋根材などによって適した仕様は変わります。
また、塗料の性能を十分に発揮させるためには、下地処理や下塗り材の選定、規定の塗布量、乾燥時間など、施工条件を守ることも重要です。
実際にプレマテックスの標準施工仕様でも、下地に応じた下塗材を使用し、タテイルフロンを規定の工程・所要量で施工する仕様が示されています。
塗料選びは「価格」だけで決めない
外壁塗装や屋根塗装では、見積金額だけを比較してしまいがちです。
しかし、塗料にはそれぞれ特徴があり、耐候性・汚染性・柔軟性・施工性なども異なります。
タテイルフロンのような高耐候タイプの塗料を選択することで、塗り替え周期を長くできる可能性があり、長期的な視点で考えると「1回の工事費」だけではなく、将来的な塗り替え回数まで含めて考えることが大切です。
まとめ
タテイルフロンは、水性2液フッ素ハイブリッド形無機塗料として、高い耐候性、低汚染性、柔軟性、防藻・防カビ性などを特徴とする塗料です。
ただし、塗料の性能だけでなく、建物の状態に合った下地処理や施工仕様を選ぶことも非常に重要です。
【参考資料】プレマテックス株式会社「タテイルフロン 標準施工仕様」
製品情報・仕様については、プレマテックス株式会社の公式資料を参考にしています。
