ペイントコラム
縁切り部材とは?タスペーサーの役割と注意点を僕なりにまとめました。
【スレート屋根の塗装では、塗料によって屋根材の重なり部分が塞がってしまうことがあります。そこで重要になるのが、「縁切り」です。
縁切りとは、屋根材の重なり部分に適切な隙間を確保し、雨水が排出できる状態をつくる作業です。
縁切りに使われる「タスペーサー」
現在の屋根塗装では、従来の縁切り作業に代わり、タスペーサーと呼ばれる縁切り部材を使用する工法があります。
タスペーサーを屋根材の重なり部分に設置することで、塗装後も適切な隙間を確保します。
これにより、屋根材の内部に入り込んだ雨水が排出されやすくなり、雨水の滞留や湿気による劣化を防ぐことにつながります】
【引用・参考資料】【引用・専門書】株式会社セイム タスペーサー工法
※資料を参考し、内容を整理して注意点を僕なりにまとめました。
なんでもかんでもタスペーサーを「取り付ければいい」ってわけではない。
注意したいのは、すべての屋根に同じ工法でタスペーサーを取り付ければよいわけではないということです。
屋根材の状態によっては、傷んでいると、取り付け時に負荷がかかり、割れます。 コロニアルネオなどの屋根材にも取付けると割れます。
特に、経年劣化によって屋根材が脆くなっている場合や、すでにひび割れがある場合には屋根材にも注意が必要です。
※縁切り部材については「必ずこの工法」というのはなく、別の工法もあります。つまり、建物の状態に適した工法を選択することが重要です。
ウルトラGゼロコートとは?「艶消し」と「高耐候性」を両立した外壁塗料
引用元【プレマテックス公式サイト】
外壁塗装では、「艶のない落ち着いた仕上がりにしたい」というご相談をいただくことがあります。しかし、一般的な艶消し塗料は、艶を落とすための艶調整剤を使用することで、塗膜性能に影響する場合があります。
そこで、タダヒラペイントがお勧めしているのがプレマテックス社の**「ウルトラGゼロコート」**です!
ウルトラGゼロコートは、特殊シリカを採用することで、艶調整剤に頼らず、マットで滑らかな仕上がりを実現した1液水性艶消し無機塗料です。
艶がないのに?!なぜ高耐候性なのか?
一般的な艶消し塗料では、艶を抑えるために艶調整剤を使用する場合があります。
ウルトラGゼロコートは、微細な特殊シリカを利用することで、艶調整剤を使用せずに美しいマットな仕上がりを実現しています。
さらに、無機有機ウルトラハイブリッドレジンや多重ラジカル制御技術などを採用し、紫外線などによる塗膜の劣化を抑える設計となっています。
「汚れにくさ」にもこだわった塗料
外壁塗装では、塗膜の耐久性だけでなく、長期間きれいな状態を維持できるかどうかも重要です。
ウルトラGゼロコートは、親水性の高いシリカを配合することで、付着した汚染物質を雨水で流し落とす「超低汚染性」を特徴としています。
ただし、雨が当たりにくい場所や、水垢・エフロレッセンスなどの無機質系汚染物質については、低汚染機能が十分に発揮されない場合があります。
そのため、塗料の性能だけを見るのではなく、建物の形状や雨掛かり、既存外壁の状態まで確認したうえで塗料を選ぶことが大切です。
高い透湿性もポイント
外壁材の内部には、水蒸気や湿気が発生することがあります。
塗膜の透湿性が低い場合、内部の水分が逃げにくくなり、条件によっては塗膜の膨れや剥離につながるリスクがあります。
ウルトラGゼロコートは高い透湿性を特徴としており、基材内部の水分を外部へ放出しやすい塗膜設計となっています。
水性塗料だから施工環境にも配慮
ウルトラGゼロコートは1液水性タイプの塗料です。
水性塗料のため溶剤系塗料と比較して臭いが少なく、住宅が密集した地域でも近隣への配慮につながります。
一方で、水性塗料は気温・湿度・降雨などの施工環境の影響を受けます。
そのため、「高性能な塗料を使えば、それだけで良い仕上がりになる」というわけではありません。
※適切な下地処理、塗布量、希釈、乾燥時間、施工環境などが重要です。
塗料選びと施工品質
この両方がそろって、初めて外壁塗装の品質につながります。
艶を抑えた落ち着いた外観にしたい方、耐候性や低汚染性にもこだわりたい方にとって、ウルトラGゼロコートは選択肢の一つとなる塗料です。
タダヒラペイントはプレマテックス製品取り扱い施工店です。
塗装後にベタベタする「タック」の原因とは
塗装工事が終わった後に、「塗膜を触るとベタベタする」「指で触ると跡が残る」といった症状が見られることがあります。このような塗膜のベタつきは「タック」と呼ばれる現象です。
タックとは、塗膜が十分に硬化せず、表面に粘着性が残っている状態のことです。
タックが起こる主な原因
タックは、単純に「塗料が乾いていない」というだけでなく、さまざまな要因が重なって発生する場合があります。
- 塗料の塗布量が多すぎる
- 乾燥時間が十分に確保されていない
- 気温・湿度などの施工環境
- 下地の状態
- 塗料同士の組み合わせ(配合比率)
- 素材との相性
- 希釈条件や施工方法です。
タックが発生した場合は、塗料の種類や施工条件、塗布量、乾燥状態、素材との相性などを確認し、原因を総合的に判断することが大切です。
無機有機ハイブリッド塗料とは
無機有機ハイブリッド塗料とは、無機成分の高い耐候性と、有機成分の柔軟性を組み合わせた高性能な塗料です。
無機成分の「劣化しにくさ」と、有機成分の「柔軟性」をバランスよく取り入れることで、紫外線や雨などによる塗膜の劣化を抑え、外壁を長期間保護することが期待できます。
さらに、製品によっては低汚染性にも優れており、耐久性だけでなく、美観の維持にも配慮された塗料です。
高い耐候性と柔軟性を兼ね備え、「耐久性」と「美観維持」の両方を考えた塗料として、外壁塗装に使用されています。
適正な塗布量の重要性
塗布量が不足すると、塗膜の厚みが十分に確保できず、塗料本来の性能を十分に発揮できない場合があります。その結果、耐久性の低下や早期劣化、場合によっては塗膜剥離などの不具合につながる可能性があります。
それと美観的な仕上りにも影響してきます。